Google スプレッドシートで数独を作ろう!~子育て中でもさくっと脳トレ~

公開: 2025/03/30 ・更新: 2026/08/04

数独は解くだけでなく「作る」のも立派な脳トレです。しかも道具は無料のGoogle スプレッドシートだけ。子育てや家事の合間、スマホやPCでさくっと作れます。この記事では、9×9の盤面づくりから重複チェックの自動化まで、5つのステップで手順を紹介します。

なお、スクリーンショットは少し前のUIで撮影しているので、最新版ではボタンの位置が多少違うかもしれません。やることは同じなので安心してください。

ステップ1:9×9のグリッドを作る

スプレッドシートを開いたら、A1からI9までのセル範囲を選択します。ここが数独の盤面になります。列幅を10前後に詰めて正方形に近づけると、ぐっと数独らしい見た目になります。

9×9グリッドの作成

ステップ2:3×3ブロックを太枠で強調する

数独の盤面に欠かせないのが3×3ブロックの区切り線です。次の9つの範囲を順番に選択し、「罫線」メニューから外枠に太い線を設定します。

  • A1:C3 / D1:F3 / G1:I3
  • A4:C6 / D4:F6 / G4:I6
  • A7:C9 / D7:F9 / G7:I9

この枠線を忘れると、あとで盤面を見たときに「どこがブロック?」と混乱するので、先にやっておくのがおすすめです。

3×3ブロックの太枠設定

ステップ3:ランダムな数字を入れてみる

盤面ができたら、まず試しにランダムな数字を入れてみましょう。使うのは次の関数です。

=RANDBETWEEN(1;9)

A1からI9のセルにこの式を入れると、1〜9の数字がランダムに表示されます。ただし当然ながら、このままでは数独のルール(行・列・ブロック内で数字が重複してはいけない)を満たしません。次のステップで重複を見つけられるようにします。

RANDBETWEENでランダムな数字を入れた状態

ステップ4:COUNTIFで重複を自動チェック

ここが今回の肝です。COUNTIF関数を使って、ルール違反のセルを自動で赤くハイライトさせます。チェックすべき条件は3つ。

  1. 同じ行(例:A1ならA1:I1)に同じ数字がないか
  2. 同じ列(A1:A9)に同じ数字がないか
  3. 同じ3×3ブロック(A1:C3)に同じ数字がないか

条件付き書式で自動化しましょう。A1を選択し、「条件付き書式」→「カスタム数式」に次の式を入力します。

=OR(COUNTIF(A$1:I$1;A1)>1; COUNTIF(A1:A9;A1)>1; COUNTIF(A$1:C$3;A1)>1)

書式を「背景色:赤」にしておけば、重複が発生したセルが一目で分かります。味見をして「塩辛い!」と気づくようなもので、赤くなった場所だけ直せばよくなります。

条件付き書式による重複チェック

ステップ5:数字を調整して完成

あとは赤くなったセルを一つずつクリックし、行・列・ブロックのどこにも存在しない数字に置き換えていきます。地道な作業ですが、これ自体がパズルを解いているようなもので、意外と没頭できます。行き詰まったらセルを再計算させてランダムな数字を出し直すのも手です。

完成した盤面から数字をいくつか消せば、オリジナルの数独問題のできあがり。ただし手作業で数字を消すと「答えが複数ある問題」になりがちです。唯一解かどうかは数独ソルバーに入力して確かめると確実です。より本格的に作りたい方はPythonで唯一解の数独を生成する方法も参考になります。

アレンジと楽しみ方のアイデア

せっかく自作するなら、見た目や遊び方にもひと工夫を。

  • 季節のデザイン:IMAGE関数で桜のイラストをセルに入れれば春らしい盤面に。背景を木目調にして絵馬風にするのも楽しい
  • 家族や友達と共有:「共有」ボタンでリンクをコピーして、LINEのグループやオープンチャットで解答大会。誰が最初に解けるか競うと盛り上がります
  • 印刷して持ち歩く:印刷設定をしておけば、外出先の待ち時間用パズルとして活躍します

スマホのスプレッドシートアプリでも一通りの操作ができるので、電車の中で盤面をいじることも可能です。

作るのも解くのも数独の楽しみ

自分で数独を作ってみると、行・列・ブロックの制約がどう絡み合っているかが体感でき、解くときの力にも直結します。作った後は腕試しに、当サイトの今日の20問中級問題にも挑戦してみてください。作り手の視点を持つと、問題の見え方が変わってくるはずです。