高齢者におすすめの記憶力を鍛えるゲーム10選
公開: 2025/07/11 ・更新: 2026/08/04
最近、「あれ、何をしようとしていたんだっけ?」と思うことが増えた——そんな声をよく耳にします。年齢を重ねれば誰もが経験する自然なことですが、だからといって諦める必要はまったくありません。
実は、脳は何歳になっても鍛えることができるんです。特に「楽しみながら」取り組めるゲームは、記憶力の維持・向上に効果的だと言われています。頭を使うゲームを続けることで脳への良い刺激になると期待されていますが、どこまで効果があるかは個人差も大きく、はっきり分かっていない部分も残っています。それでも、楽しく続けられること自体が何よりの強みです。
今回は、高齢者の方が手軽に楽しめて、記憶力アップが期待できるゲームを10個紹介します。一人でできるものから、家族や友人と一緒に楽しめるものまでバランスよく選びました。

1. 定番の神経衰弱(トランプ)
まずは誰もが知っている神経衰弱から。トランプを裏返しに並べ、同じ数字のペアを見つけるゲームです。ルールは超シンプルですが、カードの位置を覚え続ける必要があるので、短期記憶の訓練にぴったり。

私の祖母は90歳を過ぎてからこのゲームを始めましたが、最初は2〜3枚しか覚えられなかったのが、今では10枚以上の位置を正確に覚えています。「孫に負けたくない」という気持ちも、良い刺激になっているようです。
2. 数独パズル
数字パズルの代表格。9×9のマス目に、行・列・ブロックで重複しないように1〜9の数字を入れていくゲームです。論理的思考力と集中力をフルに使う、頭の体操の王様です。

計算は一切不要なので、数字が苦手な方でも大丈夫。新聞や雑誌でも手軽に始められますし、当サイトの無料ナンプレなら初級問題から毎日新しい問題に挑戦できます。簡単な問題から始めて少しずつレベルを上げていくと、達成感も積み重なりますよ。数独の脳トレ効果について詳しくはこちらの記事もどうぞ。
3. しりとり(バリエーション豊富)
昔ながらのしりとりも立派な記憶力トレーニング。すでに使った言葉を覚えておく必要があるので、意外と頭を使うんです。

「果物しりとり」「動物しりとり」「3文字限定しりとり」などテーマを決めると、難易度も楽しさもアップ。道具いらずでどこでもできるため、デイサービスでも人気の定番レクリエーションです。
4. 脳トレアプリ
スマートフォンやタブレットを使える方には、脳トレアプリもおすすめです。たとえば「Lumosity」は認知科学の知見をもとに設計されたアプリで、記憶力・注意力・処理速度などをゲーム感覚で総合的にトレーニングできます。

毎日の成績が数値やグラフで見えるので、自分の成長を実感しやすいのが継続のコツ。操作もシンプルなものが多く、スマホに不慣れな方でも心配いりません。
5. 漢字クロスワードパズル
漢字を使ったクロスワードは、言葉の記憶と漢字の記憶を同時に鍛えられる優れもの。「この漢字、なんて読むんだっけ?」と思い出そうとする過程そのものが、脳のさまざまな部位への良い刺激になります。書店には難易度別の問題集が豊富に並んでいるので、自分に合った一冊から始めてみてください。
6. 絵柄つき神経衰弱カード
普通のトランプでは物足りなくなったら、絵柄つきの神経衰弱カードへ。動物、花、風景など美しい絵柄は視覚的な記憶も刺激するので、数字だけの場合より多角的な脳トレになります。お孫さんと遊ぶときも「このお花、きれいね」なんて会話が弾みますよ。
7. 回想法ゲーム
昔の思い出を語り合う「回想法」は、介護・医療の現場でも取り入れられている手法です。「子どもの頃の遊び」「結婚式の思い出」「初めて買った家電」などテーマを決めて、順番に話していきます。
長期記憶を呼び起こすことが脳の活性化につながるうえ、家族で行えば知らなかった話が聞けて絆も深まる、一石二鳥のゲームです。
8. 計算ドリル(簡単な四則演算)
「脳トレ」ブームの火付け役となった計算ドリル。ポイントは、難しい問題ではなく一桁同士の簡単な計算を、正確にスピーディーに解くこと。単純な計算を素早く処理する作業は、思考や判断を司る前頭前野をしっかり働かせると言われています。毎日5分の習慣から始めてみましょう。
9. 記憶ゲーム(順番覚え)
「赤、青、黄、緑」といった色や音の順番を覚えて、その通りに再現するゲームです。最初は3つから始めて、徐々に数を増やしていきます。
電子ゲーム「サイモン」のようなおもちゃでも楽しめますし、家族が口頭で色を言って再現してもらう方法なら道具も不要。短期記憶を集中的に鍛えるのに最適です。
10. 麻雀(簡単なルールで)
最後は麻雀。「難しそう」と敬遠されがちですが、実は記憶力・判断力・集中力を総合的に使う、非常に優れた頭脳ゲームです。捨て牌を覚え、相手の手を読み、自分の手を組み立てる——脳がフル回転します。

フルルールを覚えなくても、基本の役だけで十分楽しめます。最近は「賭けない・飲まない・吸わない」の健康麻雀教室が各地で増えていて、新しい友達づくりのきっかけにもなっています。
楽しみながら続けることが一番大切
ここまで10個のゲームを紹介しましたが、最も重要なのは**「楽しみながら続けること」**。嫌々やっていては効果も半減です。まずは興味を持てたものから始めて、慣れてきたら他のゲームにも広げていきましょう。
そしてご家族の方には、ぜひ一緒に参加してほしいと思います。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にゲームを囲む時間は、脳トレ効果以上に貴重な思い出になるはずです。
年齢を重ねることは、経験という宝物を積み重ねること。その豊富な経験に、遊びながら鍛えた記憶力が加われば、毎日はもっと充実します。今日の脳トレ第一歩には、道具いらずで今すぐ始められる無料ナンプレがおすすめですよ。シニア向けの知的ゲームはこちらの比較記事でも紹介しています。